盆栽を始めてみようかな

私には縁のないと思っていた「盆栽」。先日盆栽の展示会のチケットをいただき、ツーリングをしながら盆栽鑑賞してきました。とても奥の深いジャンルだという想像ができるのですが「魅力わかるかな?」と思っていたのですが、盆栽を知ならい私でも魅力的に感じて楽しかったです。盆栽の魅力について綴ります。

盆栽の魅力

盆栽は観賞用として小さな鉢の中で大自然を表現しています。長いれ歴史の中で観賞用として発展をとげました。

盆栽を観賞するときのポイントは大自然を頭中に描きながら、壮大な世界を感じたり雄大な自然を表現したりという盆栽の世界観を感じることです。

絵画や芸術とは素材や技術、カラダを使って鑑賞的価値を作る活動や創り出された作品です。盆栽は植物なので命があります。他の芸術にはない、特徴で魅力だと思いました。盆栽は呼吸しています。
盆栽の呼吸に意識を向けて、観賞すると見た目の美しさだけでなく生命力を感じられました。自然の摂理に沿って管理し、培養・管理し仕上がっているので、盆栽。長く楽しめる趣味として選択肢に入りそうです。

時を重ねる盆栽

展示会に参加して、さらに盆栽の魅力について調べてみました。驚いたのは、盆栽は人間より長い生き物だというところです。

実際に三代将軍・徳川家光の盆栽で樹齢約550年と言われている「五葉松 模様木」という作品があり、今でも皇居にて管理・培養されているそうです。

盆栽の歴史は個体によって差はあますが、中には数百年という年月を経て魅力的になるのだなと思いました。

今度、盆栽の展示会に行くときは、目の前の盆栽がどのぐらいの歴史辿ってきたのか想像してみるのも楽しみの1つになりそうです。

盆栽の楽しみは3つ

鑑賞

盆栽には完成という状態がないそうです。展示会に飾られている作品は、完成形だと思っていたのですがゴールを見ているのではなく「この瞬間を楽しむ姿」という過程の状態を楽しむものでした。

育てる

私は展示会で観賞を楽しみましたが、やはり盆栽の醍醐味は育てるところにあると思います。日本の四季によって、季節によって花を咲かせたり、枝の繊細さを見せたりと、さまざまな姿を見せてくれます。自分の育てた盆栽の変化や成長を見守る喜びは、観賞とは別格の楽しさがありそうです。

飾る

イベントの会場や大切な人を招く空間に、盆栽を飾ると喜ばれます。室内で盆栽は育てられません。室内での展示は、3日が限界です。盆栽を飾りたい人は
盆栽のレンタルサービスもあるのでネット調べてみてください。

今回、私は展示会に盆栽鑑賞を楽しみました。初めての盆栽イベントでしたが、いつか「育てる側にもなってみたいです。今後も盆栽のイベント情報にアンテナをはって行こうと思います。