ヒルクライムに挑戦しました

ヒルクライムとはどんなスポーツ?

ヒルクライムとは、ロードバイクで上り坂のコースを走り、タイムを競うというスポーツです。
日本国内でも山岳エリアを中心に、ヒルクライムのレースが開催されています。
ロードバイクのレースは平地ではかなりの高速となるため、経験値が少ない人にとっては危険度が高いスポーツですが、ヒルクライムなら上り坂なのでベテランでも速度はゆっくりになりやすく、その点で初心者の人でも危険度を最小限に抑えて楽しめるスポーツと言えます。

ヒルクライムのコツとは?

ヒルクライムを完走するための1つ目のコツは、上り坂全体を通して一定のペースやリズムを維持するということです。
一般的には、上り坂におけるケイデンスは80~90rpm前後です。
ペースやリズムが乱れると、足に大きな負担がかかることで疲労しやすくなってしまいます。
ペースやリズムを一定に維持するためには、勾配によってバイクのギアを変えると良いでしょう。

2つ目のコツは、普段のトレーニングではヒルクライムに特化したトレーニングを行うという点です。
ヒルクライムは膨大なエネルギーが必要となり、十分なエネルギーがなければコースを完走することはできません。
体力不足に陥らないためには、どのぐらいのエネルギー量が必要かを事前にきちんと計測分析した上で、十分な体力を養えるトレーニングメニューをこなすことが必要です。

ヒルクライムのトレーニングでは、普段からヒルクライムもスケジュールに組み込むことをおすすめします。
普段のトレーンングで屋外のヒルクライムコースを使うことは難しくても、負荷を想定したトレーニングはできるでしょう。

3つ目のコツは、経験値を高めるという点です。
ヒルクライムのレースは、何度も挑戦して負荷がどのぐらいかを把握できればコツがつかみやすくなります。
それに経験値が上がると足の強さもアップし、一定のペースを維持品あら快適に長時間のヒルクライムができるようになります。

4つ目のコツは、ダンシングとシッティングの切り替えを活用するという点です。
サドルに尻を付けている姿勢はスタミナの消費を抑えられるというメリットがある他、体力の温存効果も期待できます。
また、空気抵抗を抑えるという点でもシッティングは理想的な姿勢です。
しかしパワーという点においては、ダンシング姿勢の方が有効です。
どの局面でどちらの姿勢を取るかによって、その後のスタミナに大きな影響が出るでしょう。

5つ目のコツは、栄養補給を忘れないという点です。
レース中にも簡単に補給ができるエナジージェルやバーなどは必ず携帯して、必要に応じてエネルギー補給をしましょう。
レース15分前ぐらいにエナジー補給をするほか、山頂にたどり着いたら自分へのご褒美として摂取するという方法もワクワク感があるのでおすすめです。