スポーツ嗜好ネイキッドバイク ヤマハMT-25

ヤマハMT-25

ヤマハMT-25の特徴とは?

ヤマハMT-25は、初代モデルが2015年に発売されたスポーツネイキッドスタイルのバイクです。
2022年5月に最新モデルが発売され、マイナーチェンジという形で登場しています。
ベースのモデルは2020年に発売されたもので、従来のモデルとは走行性能もデザインもかなり変更が加えられています。

特に倒立フォークを採用していて、フロント部分の見た目が大きく変わっています。
走行面でも足回りの強化が図られ、より安定した走りをあらゆるシーンで保てるようになっています。

2022年のマイナーチェンジでは、特に新しい排出ガス規制に適合したエンジンチューンがなされています。
燃費性能を向上させながらも、以前のような軽やかなパワーは変わることがありません。
また、デザインの面ではアンダーカウルのフォルムを変更しています。
さらにオプション装備という形ではありますが、クイックシフターを装備できるようになって、さらに快適な走りができるのが特徴です。

ヤマハMT-25は、ハンドルポジションが少し高めで疲れにくさと視認性の高さを実現しています。
市街地での走りを意識した作りと言えるでしょう。
またすべてのランプをLECとし、小型でシャープなイメージを出しながらも視認性をしっかりと確保しています。

ヤマハMT-25の乗り心地と足つき感は?

ヤマハMT-25は、250ccクラスならではの軽やかな走りが特徴となっています。
高い出力を持つエンジンはアクセルスロットルを握るとすぐに反応してくれて、ライダーの感覚にぴったりと合う走りを楽しめます。
また、倒立式のフォークを採用していることで、より突っ込んだ走りができるのもうれしいところです。
安定性が高くコーナリングでもよりスムーズに曲がれることや、段差があるところでも快適に走れるといったメリットを生み出してくれます。

シート高は780mmとこのクラスでは標準的な高さで、足つき感は良いです。
ボディー全体は高くなっているように見えるのですが、ライダーシートはかなり低く作られていますので、足つきには問題ありません。
シートの少し前まで細目に絞ってある形状も、足の動きをスムーズにするのに役立ち、さっと足を出して停車したい時にも楽な動きができます。

ヤマハMT-25のスペックについて

水冷式のDOHC4バルブエンジンで、排気量は249ccです。
最高出力は35ps、最大トルクは23Nmと余裕のある走行性能を楽しめます。
車両重量は167kgあり、ホイールベースは1,380mmとなっています。

燃料タンクの容量は14Lで、燃費性能が高いため長めのツーリングでも問題ありません。
ブレーキはフロントもリアもシングルディスクを採用しています。