スズキ・イナズマの特徴
スズキからラインナップされているイナズマは、1997年に発売開始となったネイキッドスポーツタイプのバイクです。
イナズマが発売された時期には、バンディット400やGSX400インパルスなど、4スト直列4気筒エンジンを積んだネイキッドバイクがすでに市場で流通していました。
しかし排気量がイナズマと同じ400ccクラスのバイクと比較した場合、イナズマには大きな特徴があったのです。
それは、エンジンの冷却方法が油冷式だったという点です。
メーカーのスズキでは、1985年に発売開始となったGSX-R750モデル以来、排気量が大きなバイク車種に対しては油冷式のエンジンを搭載してきました。
当時ではスズキ製バイクのシンボル的な存在でもあったこの油冷エンジンですが、400ccクラスのイナズマにも積むことにより、多くのライダーにとってより一層身近な存在となったのです。
イナズマは丸みを帯びたシルエットが印象的なスタイルで、タンクもボリュームたっぷりのサイズ感と丸みのあるフォルムが大きな特徴となっています。
乗り心地や足つきはどう?
イナズマは、排気量が400ccバイクの中ではどっしり構えたフォルムで高い人気があります。
ボディサイズが大きいため、ネイキッドバイクで重心が低めになっているとはいえ、身長が165cm以下の人だと足つき面で不安に感じるかもしれません。
身長が166cm以上の人ならべた足で快適な足つきとなり、抜群の操作性を実感できるのではないでしょうか。
乗り心地は中型バイクから大型バイクらしく、スムーズで快適だと感じるライダーが多くいます。
ただしサイズの大きなバイクなので重量もあり、非力な人にとっては取り扱いづらいと感じるかもしれません。
イナズマの購入を検討している人は、まずはテストドライブをした上で操作性や乗り心地などを確認することをおすすめします。
イナズマのスペック
イナズマはエンジンタンクを搭載しており、同じクラスのインパルスよりもタンクサイズは2リッター大きめの18リッターあります。
これは大型バイクにも匹敵するサイズで、長距離ツーリングに出かけるライダーにとっては大きな魅力と言えるでしょう。
豪華な装飾もまた、イナズマのスペックとしては注目したいポイントです。
例えばリアショック部分には素材としてカヤバが使われていたり、フロントのブレーキ部分キャリバーはブレンボ製です。
マイナーチェンジを繰り返しながら時代と共に成長してきたイナズマは、2000年11月のマイナーチェンジで排気ガス規制にも適合しました。
技術開発にも積極的に取り組んだ結果ともいえるこのマイナーチェンジは、スズキが取り組んできたメタルハニカム酸化触媒を搭載したり、排ガス中に含まれている未燃焼ガスを再燃焼できるエアインジェクションシステムと言った技術によって実現したものです。