バイクにもドライブレコーダーを取り付けなければ

ドライブレコーダーの必要性、もしもの場合を考えて取り付けよう

バイクを楽しむライダーにとって、安全対策は欠かせないもの。近年、交通トラブルや事故の際に大きな助けとなるドライブレコーダー(以下、ドラレコ)の普及が進んでいます。しかし、バイクにおけるドラレコの装着率はまだ低いと言われています。なぜバイクにもドラレコが必要なのか、その重要性とメリットについて詳しく見ていきましょう。


ドライブレコーダーとは?

ドラレコは、車やバイクの運転中に前後左右の映像を記録するカメラ装置です。
事故やトラブルが発生した際、その映像は客観的な証拠となり、状況を正確に把握する助けとなります。特に、バイクにおいては車両の小ささや事故のリスクが高いことから、証拠映像が重要になる場面が少なくありません。


バイクのドラレコ装着率が低い理由

現在、バイクにドラレコを装着しているライダーは全体の約4割程度とされています。この数字は増加傾向にはあるものの、四輪車の50%以上の装着率には及びません。装着率が低い主な理由として以下の点が挙げられます。

  1. 価格の高さ
    バイク用ドラレコの平均価格は3万円前後とされており、取り付け工賃を含めるとさらに高額になります。この価格設定がハードルとなり、多くのライダーが購入をためらう結果に。
  2. 取り付けの手間とスペースの問題
    バイクは車に比べて搭載スペースが限られているため、ドラレコの設置が難しい場合があります。特に、スペースの少ない車種では、ドラレコを取り付けるためにカスタマイズが必要になることも。
  3. 手間とメンテナンス
    ドラレコの取り付けには、配線や固定具の設置が必要で、これを煩雑に感じるライダーも少なくありません。また、防水性や耐震性を保つためのメンテナンスも求められます。

ドラレコを装着するメリット

1. 事故発生時の客観的な証拠

バイクは交通事故の際、証言が困難になるケースが少なくありません。事故現場で当事者が救急搬送された場合、現場検証に立ち会えないこともあります。そんな時、ドラレコの映像があれば、事故の状況を正確に証明する手助けとなります。

2. トラブル回避や安心感

ドラレコを搭載していると、万一のトラブル時に備えた「保険」のような役割を果たします。特に、あおり運転や危険運転が問題となる中、記録映像があることで不安を軽減し、安全運転にもつながる効果が期待されています。

3. 事故解決までのスピードアップ

保険会社のデータによれば、ドラレコの映像があることで事故解決までの日数が平均で17日短縮されるとされています。迅速な対応により、当事者の精神的な負担も軽減されるでしょう。

4. 安全運転の意識向上

「記録されている」という意識が、運転手の安全運転への意識を自然と高めます。ドラレコがあることで事故頻度が減少するデータもあり、予防的な効果が期待されています。


バイク用ドラレコを選ぶポイント

バイク用ドラレコを選ぶ際には、以下の点を重視するとよいでしょう。

1. 防水・耐震性

バイクは雨風にさらされるため、防水性と耐震性が重要です。特に、振動の多いバイクでは、これらの性能が不十分な製品では映像が途切れるリスクがあります。

2. 高画質と夜間性能

事故やトラブルが起きた際、映像が不鮮明では意味がありません。最低でも1080pの解像度を備え、夜間でも鮮明な映像が記録できる製品を選びましょう。

3. コンパクトなサイズ

バイクの搭載スペースを考慮し、小型で軽量の製品が適しています。

4. 取り付けの簡便性

配線が少なく、シンプルに取り付けられる製品が便利です。メーカーによっては取り付けキットが付属している場合もあります。


高齢ライダーにこそ必要なドラレコ

特に40代以上のライダーは、事故発生率が若者に次いで高いことが報告されています。それにもかかわらず、この世代のドラレコ装着率は20~40%と低い状況です。

加齢に伴い反応速度や体力が低下する中、ドラレコは事故リスクの軽減に大いに役立つツールです。リターンライダーやベテランライダーには、ぜひ装着を検討してほしいアイテムといえます。


普及への課題と今後の展望

ドラレコの価格や取り付けの手間が課題として挙げられますが、近年ではリーズナブルな製品や取り付けサポートを提供するメーカーも増えています。また、バイク用ドラレコが保険の割引対象になる日も近いかもしれません。

一方で、性能や信頼性を犠牲にしない形での価格低下が求められており、メーカー各社は引き続き努力を重ねています。ライダーの安全を守るための普及促進活動にも注目したいところです。


ドラレコ装着で安心なバイクライフを

万一の際の強力な証拠となるドラレコは、バイクライフにおける安心のアイテムです。現在、装着率が低い40代、50代のライダーこそ積極的に導入を検討すべきでしょう。

もしもの場合を考え、トラブルや事故の際に備えておくことが大切です。ドラレコを活用して、安全で快適なバイクライフを送りましょう。


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