信号機のない横断歩道に気を付けて

信号機のない横断歩道に気を付けて

信号機がなくても歩行者がいるかもしれないと考えよう

道路に横断歩道が引かれているけれど信号機がついていない、という場所は少なくありません。
こうした場合、信号機がないからと言って自動車が優先的に通れるわけではありません。
信号機の有無にかかわらず、横断歩道がついている場所では歩行者優先の原則が適用されるからです。

横断歩道の所に信号機が設置されていれば、歩行者はその信号に沿って道路を横断します。
しかし信号機がついていない場所では、歩行者はどんなタイミングで横断歩道を渡ればよいか分かりませんし、安全確認をせずに渡り始める人がいるとも限りません。

横断歩道が近づいてくると、道路には「横断歩道があるので注意しましょう」という道路標識や通路標識が設置されています。
このサインを見つけたら、すぐそばに横断歩道があるのでまずは走行スピードを落としましょう。
横断歩道の手前で急ブレーキをかけることは危険ですから、できるだけ早い段階からスピードを落としたうえで、歩行者がいたらいつでも停止できる速度にしてください。
歩行者を見つけて一時停止する際には、後続車から追突されないよう、横断歩道に差し掛かる手前から軽くブレーキを踏んだりして停止する合図を送ると良いでしょう。

シチュエーションによっては、歩行者がいても死角になって見えないことがあることもあります。
例えば対向車線が混雑している場合だと、歩行者が出てきても見えない可能性は高いでしょう。
また、停車しているバスの後方から横断者が出てくることも想定できます。
場合によっては、横断歩道のすぐそばに鉄道の踏切などがあり、踏切に気を取られて横断歩道の存在を見落としやすい場所もあります。
そうした事態が起こることを想定しながら、安全確保のために低速走行してください。

一時停止しなければ切符を切られることもある?

道路交通法第38条の第6部の2では、横断歩行者の保護のための自動車通行方法が規定されています。
そこでは、横断歩道がある場所では、歩行者がいると想定していつでも停止できる速度で走行しなければいけないと定められています。
また、横断中の歩行者や横断しようとしている歩行者を見かけたら、必ず一時停止しなければいけないとも規定されています。

それだけではなく、横断歩道の手前30メートルは、自動車やバイクの追い越しや追い抜きなどは法律で禁止されています。
これは追いこしたり追い抜く際に歩行者が見えず、事故を引き起こすリスクが考えられるからです。
横断歩道に信号機がついていなくても、歩行者の横断を優先して自動車は停止するというルールは、交通マナーというだけでなく、法律によって定められたルールです。
そのため違反をすれば切符を切られることは当然ありますし、違反点数や罰金刑に科せられます。


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